もりはら皮ふ科クリニック
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皮ふ病について

良くある皮ふ病について簡単にまとめました。
皮ふ病には個人差があり、全ての人に当てはまらない場合があります。皮膚の症状を診ないことには正確な判断ができませんので、これらの病気に対するご質問はお電話などではお答えできません。必ず受診の上ご相談ください。


日焼け止め日焼け止めの選び方

ドラッグストアでどれを選んで良いかわからなくなることが多いですよね。
以下のものを選んでおくとおおむね間違いないです。

1)PAは++++のものを選ぶ
2)SPFは30~50のものを選ぶ
3)紫外線吸収剤が入っていないものを選ぶ(ノンケミカルタイプ)
4)マリンスポーツや汗をかくときはウォータープルーフタイプを選ぶ
5)ニキビが気になる方はノンコメドジェニックテスト済みのものを選ぶ
6)できれば2~3時間おきに塗り直しがベスト


 日焼け止めってなに?
 
いきなり常識的なことすぎて面食らったかもしれませんが、誤解されている方が多いのであえて書きます。日焼け止めを塗ったら完全に日焼けしないわけではありません!日焼け止めは皮膚が赤くなるなどの症状がでるまでの時間を長くするだけです。日焼け止めを塗っていても、長時間日光に当たればちゃんと日焼けしてしまいます。日焼け止めをぬっても安心してはいけない理由がこれです。日焼けを完全にしないようにするには、日光自体に当たらないこと以外にありません。

 そもそも『日焼け止め』という言葉が誤解を生みやすくなっているようです。なぜなら塗っても日焼けが止まるわけではないからです。日焼け止めはあくまで日焼けの症状を弱めているだけです。『日焼け緩和剤』とか『日焼け減弱剤』とか、その辺の言葉が正しいように思います。

 紫外線って?

太陽光に含まれる光の一つです。紫外線には主にUVA、UVBの二つがあります。UVAは皮膚のたるみに関係し、UVBは皮膚のくすみやシミに関係します。いずれも皮膚の老化につながりますが、UVBの方がより深刻に関与することがわかっています。近年では紫外線により皮膚ガンの発症リスクが高まることが明らかにされ、日焼け止めを塗る重要性がクローズアップされています。
 日焼け止めには、UVAに対する防御力をしめすPA、UVBに対する防御力をしめすSPFという表記が必ずあります。まずはこれから説明していきましょう。

 PAはどれくらいの日焼け止めが良いの?

PAはProtection Grade of UVAの略で、UVAに対する防御力です。4段階あり+の数で強さを示し、++++がもっとも防御力が高い日焼け止めです。これは++++(最も強い)を選んでおけば良いでしょう。
 UVAはUVBと比べて年中まんべんなく降り注ぐ上、ガラスを透過してきます。とくに車の運転を長時間する方は、車内にいても冬場でも日焼け止めをぬることが勧められます。

 SPFはどれくらいの日焼け止めが良いの?
 
SPFはSun Protection Factorの略で、UVBに対する防御力です。数値が高いものほど防御力が高いことになります。50以上のものは50+と表記されます。これは30以上のものを選んでおけば良いでしょう。
 SPFとは日に焼けて赤くなるまでの時間を何倍にできるかを示す数字です。紫外線に当たって皮膚が赤くなるまでの日本人の平均時間はおおよそ20分とされていますので、たとえばSPF20の日焼け止めを塗っていれば、20×20=400分は赤くならないですよ…ということです。

 となれば、SPFは高いものを塗っていれば良いじゃないか?ということになりそうですが、よく考えてみましょう。SPF50の日焼け止めというのは、20×50=1000分=16.7時間紫外線に当たってようやく皮膚が赤くなる防御力を持つということですが、そもそも1日は24時間なので、16.7時間も紫外線に当たることは日本ではあり得ません。従ってあまりにも高いSPFの日焼け止めは意味がない…という意見があります。その一方で、SPFが高いものは長く日光に当たっても赤くならないのだから、数値が高いものを塗っておけば、よりUVBによる老化を防げるので意味がある…とする意見もあります。

 どちらも説得力がある意見ですが、実際店頭に並んでいる日焼け止めをみてみると、夏場は特にSPFが50+と高いものしか置かれていません。SPFが高い日焼け止めは肌荒れをおこしやすい印象があり、肌が弱い人は注意が必要です。

 日焼け止めは手でぬぐったり汗で流れたりして案外落ちやすいものです。従ってSPFは30程度のもので良いので、2~3時間おきに塗り直すことが最もよいと考えています。

 紫外線吸収剤が入っていないもの(ノンケミカル)って?
 
日焼け止めが効果を発揮するには、紫外線散乱剤と紫外線吸収剤が用いられます。紫外線散乱剤のみで作られている日焼け止めは、かぶれにくいとされています。肌の弱い方はこれを選ばれると良いでしょう。紫外線散乱剤のみで作られている日焼け止めはノンケミカルと表示されていることもあります

紫外線散乱剤と吸収剤のメカニズム


 散乱剤は鏡のように光を反射させることで、吸収剤は一旦光を吸収し熱などの皮膚に無害なエネルギーに変換しすることで、紫外線からのダメージを緩和します。以前は散乱剤のみの日焼け止めは、防御効果が弱く、色が白くなるなどのデメリットもありましたが、最近は、十分な効果があり、塗ってもあまり白浮きしないノンケミカルタイプが登場しています。

 ウォータープルーフってなに?
 
水分にさらされても落ちにくい耐水性のある日焼け止めのことです。汗を多くかくことが予想されるときやマリンスポーツなどを楽しむときは効果的です。石けんで洗うことで簡単に落とすことができます。

 ノンコメドジェニックテスト済みって?
 
ニキビができにくくなるように、あらかじめ調整されている日焼け止めです。ニキビが気になる方はノンコメドジェニックテスト済みのものを選ぶと良いでしょう。

 日焼け止めの塗り方は?
 
結構厚めにぬらないと紫外線防御効果が十分発揮できません。具体的には、ローションタイプは100円玉ほどで、クリームタイプはパール大の日焼け止めで、手のひら1枚分の範囲をぬることが勧められます。感覚的には結構厚めに塗っているなあと思うくらいがちょうど良いようです。
 塗りの厚さも問題ですが、塗り直しをすることが大事です。長時間外で活動されるときは2~3時間おきに日焼け止めを塗り直したいものです。

 日傘って有効なの?
 
非常に有効です。日焼け止めを塗る以上に紫外線対策に有効であるという意見もあります。遮光タイプのものが最近は多く出ており有用です。色は自由ですが、内側が黒っぽいものを選んでおくと良いでしょう。男性が持ってもサマになるものがないのが残念です…。

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